体験で知ってもらいたい活動

JA広島市レディースクラブ落合支部は14日、JA落合支店でみそ造り教室を開いた。30~40代の地域の女性会メンバー8人が参加。丹念につぶした大豆と塩入合わせこうじを混ぜ合わせみそ造りに挑戦。出来上がったみそを各々の容器に入れ、7月まで熟成保存させる。大豆やこうじは、JA管内産にこだわった。
 中尾妙子支部長は「活動の意義や内容を地域に広く周知するよう日頃から心がけているが、後継者の育成が課題となっている。一緒に活動をすることで理解を求めたい」と述べた。
 参加者は「自分で作ったみその出来上がりが待ちきれない。家で出来ないことを教わった」と話した。
広島市・みそ造り教室

女性部合併10周年/JA呉

2014年02月19日

JA呉女性部は1月31日、本店で「JA呉女性部合併10周年記念大会」を開いた。2003年にJA呉・JA能美島・JA江田島・JA切串の4JAの合併に伴い、各JAの女性部も統合。現在JA呉の女性部は23支部で構成し、女性部員約100人が参加。
 ファイナンシャル・プランナーの髙橋佳良子さんを講師に迎え「これからをより良く生きるために」と題して、エンディングノートと相続に関する講義を受講。髙橋さんは、医療と介護の実情について自身の経験を交えながら話し、エンディングノートの書き方や遺言作成のポイントを説明した。相続税や贈与税に関しては、「教育資金の一括贈与に係る贈与税の非課税措置」の適用にあたって特に気をつけるべきことや、2015年からの相続税に関する基礎控除の引き下げについて、現行と改正後の比較を交えて分かりやすく説明した。女性部員たちは、熱心にメモをとっていた。
 講義の後は、仮装借り物パレードやわなげを使ったゲーム、ジャンケン大会などで盛り上がった。仮装借り物パレードは、各支部の代表者が出場し、引いたくじの指令に従って侍や水兵、ひょっとこなどに仮装したうえで、女性手帳やマフラーを会場から借りて会場内を練り歩いた。それぞれにユーモアのあるパフォーマンスで会場を沸かしていた。
 上本江美子女性部長は「合併から10年を迎えたことは感慨深く、JA呉の元気な女性部をこれからもますます盛り上げていきたい」と意気込んだ。 
呉・女性部大会

文化料理教室/JA福山市福山北地域女性部下川辺支部

2014年02月19日

JA福山市福山北地域女性部下川辺支部はこのほど、府中市のクルトピア明郷で異文化料理教室を開き、女性部員11人が参加した。
 料理教室では、外国人から料理を教わり、食文化を通じて交流を広めようと中国から13年前に来日した于永慶さん(36)を講師に迎えた。大連市での調理師の経験を生かした中華料理として、中国みそを使った「ジャガイモとナスのみそ炒め」や豆板醤の辛みがアクセントになった「鶏肉の細炒め」、きくらげの入った「サラダ」の3品を調理。参加者は「中国みそと日本みその違いは」「家庭用の調理器具を使った炒め物のコツは」など質問した。完成した中華料理を囲み、于さんが感じた中国と日本の食習慣の違いを話しながら味を確かめた。
 加納豊子支部長は「どのメニューも簡単に作れたので、調味料を揃え本場の中華料理を家族に食べさせたい」と笑顔で話した。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

みそ加工場で女性部員が仕込みに励む/味わい深い寒仕込み/JA福山市神辺地域女性部

2014年01月29日

JA福山市神辺地域女性部は平成26年1月22日と24日、福山市神辺町の同JAみそ加工場で「こだわり味噌造り」に励んだ。みそ造りは、地元産の米で作った麹(こうじ)と大豆を使い、地産地消にこだわっている。より多くの地域住民に味わってもらおうと同JAは、2年前に中条支店隣の倉庫を改築し、みそこし機や大豆蒸煮機などの機械を導入したみそ加工場を作った。
 22日は、部員35人がみそ造りに励んだ。昨年12月から仕込んでおいた米麹とミンチ状にした大豆を混ぜ合わせ、混ぜたものはソフトボール大の味噌玉にし、桶に空気が入らないよう押さえながら詰める作業を繰り返した。24日のみそ造りでは、部員37人が参加し、2日間で1120㌔のみそを仕込んだ。この時期に造るみそは、寒仕込みと呼ばれ雑菌が入りにくくゆっくりと発酵するため、味に深みが出るのが特長。みそは、同JA神辺アグリセンター「ふれあい市」の店頭で販売し、価格は桶入り4㌔2800円。桶なしが4㌔2300円。みその食べ頃は10カ月後だ。
 奥野富美子地域女性部長は「このみそは、安全・安心を目指し、地元産と手作りにこだわった自慢の一品。愛情をたっぷり込めたので多くの人に味わってもらいたい」と話した。
福山市・神辺みそ加工場

駅伝大会関連記事/JA三原女性部/選手の活力源 豚汁もてなし

2014年01月29日

JA三原女性部(松本治美部長)は平成26年1月19日、三原運動公園で開かれた広島県JA駅伝大会でワケギなど地場産食材を使った豚汁を振る舞い、選手を激励した。この冬一番の寒さに、選手たちは「豚汁で体が温まる」「女性部員の心のこもったサービスに元気で出た」と好評だった。
三原・女性部豚汁