JA福山市沼隈グリーンセンターと沼隈地域女性部は12月26日、千年支店で第2回「アグリスクール2013」を開講した。第2期生は児童8人と保護者3人が受講。JA食農プランナーや営農指導員、女性部員が講師を務めた。今月は、お正月の葉牡丹の寄せ植え千年支店の花壇への「ほうれん草の種まき」・「スナップエンドウ」の苗植えと料理教室を行い、地元特産のミカンが約60キロプレゼントされた。葉牡丹の寄せ植えでは、同プランナーが植え方や「家内安全」「交通安全」など飾り付けなどの仕方を説明し子供達は一生懸命に正月用の寄せ植えを完成させた。
担任の先生が「上手に出来たかな?」を質問すると。「きれいに出来たので、家に飾りたい」と話した。スクールの校長である高田幸治沼隈グリーンセンター長は「冬場開講することで、子供たちが冬しか体験出来ない食農教育を3月まで学んで春の卒業式には成長して巣立ってもらいたい」と話す。
スクールは、3月まで毎月開講し、栽培観察や収獲、料理教室・食農ゲームなどに地産地消の内容を数多く取り入れ計4回行う予定だ。同GCでは、ちゃぐりんフェスタやサツマイモ栽培・ぶどうの栽培学習などを女性部や生産組織と連携し、沼隈・内海町を中心に郷土愛を培う食農教育を年間通じて約50回行う。JA食農プランナーが中心となり、年間継続型の食農教育として昨年、JA福山市で初開講した。今年は、夏から秋にかけての食農教育の取り組みが多いため、年間を通じて平均的に行う計画に変更し冬休みからの開講とした。