軽トラ朝市、地域に密着
今年で5年目を迎える「川西軽トラ朝市」が3月2日、三次市三若町の国道375号沿いで開かれ、来店客で賑わった。朝市は、同市川西地区の暮らしの利便性向上や高齢化の進む地域の活性化を目的に、JA三次女性部川西支部や自治連合会、地域の野菜生産者らが企画。毎年3月から12月の第1日曜日に開き、地域の生活を支える賑わいの催しとして定着している。
軽トラックで店舗を構える朝市には、農産物生産者や業者ら地区内外から12店舗が出店。野菜やパン、衣類、コーヒーショップなど多彩な商品が並んだ。朝市は小さな商店街のような活気を生み、来場者も多く、終了時刻を待たずに完売する店舗もある。
JA三次女性部川西支部の棚多秀子支部長は「地域の方に大変喜んでもらっている。今後は朝市を拡大していきたい」と意欲を示した。