エコミュージアム川根における高宮地域女性部の取組みを視察
JA広島県女性組織協議会営農部会活動として、JA広島北部高宮地域女性部の取組みについて視察を行った。(12/9)
JA広島北部 辻駒理事(川根振興協議会会長・エコミュージアム川根運営協会会長) 高齢過疎化がすすむなか、安心して生活できる地域づくりをめざして、自分たちの力で考案、行動し地域を守りつづけ頑張っていると話す。
川根柚子協同組合で、柚子の収穫および加工品づくりについて説明を聞いた。2年の歳月を費やして開発した柚子のバターケーキは今年の3月幕張メッセで開催されたFOODEX美食女子グランプリ2015で金賞を受賞。 川根では柚子の生産に限りがあり大量生産とはいかないが、量より品質にこだわって無農薬で生産している。また柚子は100%搾汁したあとは、皮も加工品づくりに利用 捨てる部分はなし。
川根地区では、JA女性部の活動も地域を支える力となっている。 JA広島北部高宮地域女性部は4支部あり、エコミュージアム川根の厨房で、地元の食材を利用したお弁当やおとき膳などの料理を通常は4人で行っている。大量の注文がでて手が足りない時は地域の人に応援を頼んだりしている。 今回は、高宮地域女性部岡田部長さんの心遣いにより、器や飾り付けに凝った旬の懐石膳が用意され、参加者一同とても美味しくいただいた。