豆腐づくりを学びの場で
2013年09月3日
JA広島市レディースクラブ落合支部は19日、JA落合支店の調理室での豆腐作り教室を開いた。園児や小学生10人が参加。食農教育の一環で、手作り豆腐で日本の食文化への興味や関心を高め、素材の味を感じてもらいたいと支部会員やJA生活指導員が指導に当たった。材料は地産地消にこだわり、北広島町豊平産の大豆を使用。出来上がった豆腐は、しょう油や薬味を使わずそのまま食し、大豆本来の味を堪能した。おからを使って「モチモチおからのツナマヨプチピザ」も作り、変わった食べ方を楽しんだ。
毎年参加している田代羽海くん(10)は「作ることが大好きで、自分で作った豆腐は買ったのよりおいしい」と喜びを話した。食中毒への備え、正しい手洗いについても学んだ。
中尾妙子支部長は「地元の材料を使うことで子どもたちに地産地消という意識をもってもらえるきっかけになる」と述べた。