福山市を代表する郷土料理の「うずみ」のレシピを考案・JA福山市沼隈地域女性部

2013年03月13日

【広島・福山沼隈】
 JA福山市沼隈地域女性部はこのほど、福山市が主催した「福山うずみ弁当のレシピ&メッセージ」に応募した。うずみは、福山市の郷土料理。江戸時代の倹約政治により、ぜいたく品とされた具材をご飯で隠して食べたのが始まり。
 考案したレシピのネーミングは、「丸琴福山(まるごとふくやま)」。使った材料は全て福山産。小エビ・ネブト(タンジクダイ)・クワイをミンチにしたものに海苔をのせた揚げ天とアスパラガスとニンジンを鯛身に巻き焼いた鯛巻き焼き、ホウレンソウの玉子焼き、アサリの酒蒸しなど。ご飯は、ホウレンソウの炒めご飯で山田米。伝えたいメッセージは「福山育ちを全国に伝えたい」とした。部員の佐藤マリ子さん(64)は「素材の味をいかして弁当に合うように工夫した」と話す。審査は3月中旬に行われる。
 

広島/福山沼隈/高橋 康一
日本農業新聞 掲載