東日本大震災たすけあい活動
2013年05月2日
【広島・広島市】
JA広島市レディースクラブは2012年10月、東日本大震災たすけあい活動として、被災地を視察した。継続的な支援活動へ取り組むにあたり、今年1月には視察先にカイロケースとカイロのセットにメッセージを添えて送った。
15日にはJA本店で、JA南三陸女性部の松野三枝子さんを招き講演会を行った。7年前にスキルス性の胃がんと診断された松野さんは、胃の全部と食道など多くの臓器を摘出し、現在は服薬と治療を続ける。病院での治療中に被災するという壮絶な体験の中、前向きに決して立ち止まることなく、農業と惣菜直売を精力的に続け、各地に出向き直売イベントの活動も行っている。同クラブ可部支部の香川絹江支部長は「元気で活動できるのは、何事に対しても前向きに取り組む姿勢からと感じ、被災地で生きる松野さんの生の声に改めて感銘を受けた」と話した。同クラブでは、今年3月に東日本大震災たすけあい活動募金を実施した。今後も東北の特産品を購入することも計画し継続的な支援を目指す。