暖かく工夫
2013年01月29日
被災地にフリース
厳しい寒さが続く東日本大震災の被災地に暖かさを届けようと、JA広島県女性組織協議会フレッシュミズ部会は29日、広島市で防寒具「ママが考えたフリース巻きまき」を100個作成した。体に巻いて寒さをしのぐもので、JAみやぎ女性組織協議会に届ける。部会の復興支援活動は今年で2年目。
部会は、無理なくできる被災地支援として、2011年度はJA岩手県女性組織協議会へ手作りの防寒具を贈った。活動を通じて、一度きりではなく継続して支援することが大切との思いが高まり、12年度も取り組むことにした。
宮城県に贈る「フリース巻きまき」は、フリース製のブランケットを半分に折り、その端と真ん中を縫ってひもを通して作った。フリースを体に巻き、ひもを結ぶことで保温効果が高まるという。それに使用説明とメッセージカードを添え、部員が一つ一つラッピングした。
考案した阿部美夏さんは「フリースを使い、簡単で暖かく、肩や膝、腰に使えるものは作れないかと考えた。家にフリースがあれば、作ってみてほしい」と話した。