女性部リーダー研修で東北支援に

2013年08月5日

おのみち・女性部研修 JA尾道市女性部は11日から3日間、女性部リーダー研修で東日本大震災の被災地を支援しようと福島県を訪れた。地区支部長を中心に32人が参加。津波を受けた学校や住宅などを視察した後、震災体験者の語り部から、報道では取り上げられていない被災者の生の声を聞き、涙する部員もいた。
 部員から「これから私たちに出来ることは何かあるか」などの質問が出ると、語り部は「多くの方に被災地に来てもらいたい。来てもらうことがこの地域の活性化につながり、復興が進むと思う」と回答。部員たちは口々に「帰って部員や知人に広めたい」と話していた。
 村上昭美女性部長は「今年の女性部活動のひとつに、被災地の復興支援を挙げている。被災者の生の声を聞き何が本当に必要なのかを知ることを目的に今回研修を行った。これから私たちが被災地・被災者の方々に出来る支援は何かを全員で考え、引き続き支援を続けていきたいと改めて感じた」と被災者との交流を通して語った。