2013年度(平成25年度)

地元産のニンニクでスタミナつけよう

2013年08月5日

ふくやま・福山北地域女性部ニンニク収穫 地元産のニンニクを使って焼き肉のタレを作ろうと、JA福山市の福山北地域女性部は3日、役員6人がニンニク350個の収穫作業に励んだ。1本ずつ丁寧に抜き取ると、直径8センチほどに成長したニンニクが顔を出し、ニンニク特有の香りが畑に広がった。収穫した30キロのニンニクは、10球ずつひもで束ねて乾燥させ、6月下旬から各支部で行なう焼き肉のタレ作りに使う。タレ作りには、各家庭で育てたタマネギも使う。できたタレは、各家庭で味わう他、11月に開かれる「JAフェスタ」で販売を予定。
 女性部では、毎年夏に支部ごとに焼き肉のタレ作りを行う。部員からの声で地産地消にこだわりニンニク栽培を始めている。
 入江直美部長は「安全な自家製ニンニクでスタミナをつけて、暑い夏を乗り切りたい」と笑顔で話した。

輝く女性を目指して「いきいきレディースカレッジ」がスタート

2013年06月12日

ふくやま・いきいきレディースカレッジJA福山市は、管内在住の女性組合員に学びながら仲間づくりができる場を提供するため、女性大学「いきいきレディースカレッジ」を開校。「お片付けレッスン」「デジタルカメラ講座」など、来年2月まで全10回開く。同JA女性部は、若い女性リーダーの育成に力を入れ、同大学の立案づくりから参画している。昨年卒業した1期生の中には、新たに女性部活動へ参加するなど、仲間づくりの輪も広がっている。
 5月中旬、神辺JA会館で開いた入学式には、福山市や府中市、神石高原町から40~60代の46人が参加。学長のJAの佐久間建弘組合長は「講座を通じて、新しい仲間と楽しく学びながらやりたいことを見つけることで、JA運営への女性の参加・参画につながる大きな力となってほしい」と期待した。入学生を代表して、同市草戸町の石橋京子さん(52)は「カリキュラムで学ぶことを日々の生活や地域で生かせるよう、精いっぱい取り組みたい」と決意した。

JAへの理解を深めるために

JA広島市レディースクラブ己斐支部17人は17日、広島市の同JA指定業者パナホーム株式会社住まいとくらしの情報館、インテリア家具を扱う株式会社二興と家電量販店の株式会社エディオンを訪れた。JAの総合事業を理解しようと4年前から事業施設の視察を行っている。特別なものを購入する時に相談できる場所を知っておこうとこの3か所に決めた。
 土鼻邦子支部長は「孫に机を購入する折、支店長からメーカーを紹介してもらい良いものが割安で手に入った。一度訪ねたところには安心して相談できるし、知人にも紹介できる」と話した。
  

春の共同購入商品説明会で協同組合運動の拡大 JA福山市沼隈グリーンセンター

2013年05月2日

 JA福山市沼隈グリーンセンターはこのほど、沼隈農協会館でAコープ商品の春の共同購入運動商品説明会を開き、女性部員64人が参加。JA全農ひろしまから共同購入運動の歴史や13年度のAコープ新商品のほかひろしまの柑橘果汁入り愛飲運動などの紹介があった。併せて、各メーカーから商品の紹介と料理方法の説明も行った。同商品説明会は、JA総合事業や生活文化活動などの説明や即売会も行い特徴的である。
 参加女性部員は「商品の説明だけでなく、JAの事業についての話もあり、毎回楽しみにしている」と話す。高田幸治沼隈グリーンセンター長は「共同購入運動の商品説明会を通じて、協同組合運動の拡大に繋げたい」と話す。

女性部総代会開催

2013年05月2日

JA三次女性部はこのほど、三次農協会館で第22回総代会を開いた。女性部総代、役員など130人が参加。役員改選で、女性部長に平律香氏を選任した。2012年度の活動報告・収支報告の後、13年度の活動計画・収支予算などを承認。13年度は、「JA女性心をひとつに今をつむぎ次代へつなごう」をスローガンとする今後3か年計画を策定し、10年後のありたい姿のために、JAと二人三脚で地産地消運動・食農教育・環境保全・健康管理活動など取り組む。総代会後の研修会では、同JAの新田靖副組合長が、TPP交渉の現状やJAグループの取り組み、JAの中期3カ年営農振興計画について説明した。参加者は今後の組織活動の在り方などを学んだ。

組織の力で地域貢献

2013年05月2日

三次・女性部環境保全活動JA三次女性部はこのたび、女性部役員が集まり、昨年一年間で収集したプルトップ(アルミ缶飲料のプルタブ)65キロと使用済み切手を三次市社会福祉協議会へ、エコキャップ約2万5000個を三次市資源リサイクル課へ贈呈した。アルミプルトップは業者で換金され、地区社協の活動など、地域の福祉事業資金として使われる他、使用済み切手などは知的障がい者を支援する「NPO誕生日ありがとう運動本部」へ送付される。エコキャップは、三次市を通じて「エコキャップ推進協会」へ送られ、世界の子どもたちにポリオワクチンを寄付する活動に使用される。13年度も引き続き「エコキャップ・プルトップ・古切手回収運動」をJAと一体となって取り組む。

環境にやさしいぼかし肥料作りJA三次女性部作木支部

2013年05月2日

 JA三次女性部作木支部25人はこのほど、「地球にやさしい環境づくり」の一環で、ぼかし肥料作りを行った。作業では、女性部員がシート上で米ぬかとすくもを混ぜ、ぬるま湯で糖蜜と溶いたEM菌をあわせた水溶液を加え、手やスコップで混ぜ合せた。完成したぼかし肥料は、全部員で分け持ち帰った。女性部員は「去年おいしい野菜が出来た。今年も期待している」と話した。作木支部はぼかし肥料作りを今後も定着して行う。
三次・ぼかし肥料作り

東日本大震災たすけあい活動

広島市・震災たすけあい支援活動【広島・広島市】
 JA広島市レディースクラブは2012年10月、東日本大震災たすけあい活動として、被災地を視察した。継続的な支援活動へ取り組むにあたり、今年1月には視察先にカイロケースとカイロのセットにメッセージを添えて送った。
 15日にはJA本店で、JA南三陸女性部の松野三枝子さんを招き講演会を行った。7年前にスキルス性の胃がんと診断された松野さんは、胃の全部と食道など多くの臓器を摘出し、現在は服薬と治療を続ける。病院での治療中に被災するという壮絶な体験の中、前向きに決して立ち止まることなく、農業と惣菜直売を精力的に続け、各地に出向き直売イベントの活動も行っている。同クラブ可部支部の香川絹江支部長は「元気で活動できるのは、何事に対しても前向きに取り組む姿勢からと感じ、被災地で生きる松野さんの生の声に改めて感銘を受けた」と話した。同クラブでは、今年3月に東日本大震災たすけあい活動募金を実施した。今後も東北の特産品を購入することも計画し継続的な支援を目指す。

心ひとつに、たすけあい活動を

広島市・レディースクラブ総代会 JA広島市レディースクラブは15日、同JA本店で総代会を開き、支部長、副支部長、本部役員ら106人が参加した。今年度から3年間の活動テーマに「協同の輪 JA女性心ひとつに今をつむぎ次代へつなごう!」を掲げた。人と人とのふれあいを大切にし、重要活動項目は次世代メンバーの掘り起こしと育成、東日本大震災復興支援活動など、組織の確かな基盤づくりに力を入れて取り組み、組織をより輝かせることを確認した。同レディースクラブ後藤奏苗会長は「基盤づくりの初年度として、会員自らが協同活動を実践し、次代につなぐ足がかりを築いていきたい」と話した。
 総代会終了後には昨年10月、東日本大震災たすけあい活動における東北支援視察で交流したJA南三陸女性部松野三枝子さんを招き、講演会を行った。

春休みを利用して料理楽しむ/JA庄原フレッシュミズ部会が親子料理教室

2013年04月9日

 JA庄原女性部高野支部フレッシュミズ部会は3月26日、親子料理教室を行った。親子連れなど19人が参加し、カップ寿司、フライパンで作るピザ、杏仁豆腐、ゼリーの4品に挑戦した。子どもたちはピザの生地作りや寿司の飾り付けなどを楽しみながら、和気あいあいと取り組んだ。カップ寿司は、うずら卵や桜でんぶなどでひな飾り風に仕上げ、手作りピザやデザートと一緒においしく味わった。母と兄の3人で参加した坂口心春さんは「カップ寿司の飾り付けが楽しかった。ハムを巻いておひなさまの着物を作るのが難しかった」と笑顔で話していた。
 上田美幸部会長は「活動に初めて参加された人もおり、和気あいあいと楽しく活動できたので良かった。活動のたびに参加者も増え、一人一声かけ運動の成果が表れている」と話した。部会では引き続き親子で楽しめる活動に力を入ていく。
(庄原)
写真の説明=親子で楽しく料理

日本農業新聞掲載
庄原・親子料理