手作り紙芝居で食農教育を盛り上げよう

2013年10月2日

福山沼隈・紙芝居JA福山市沼隈グリーンセンターと同JA沼隈地域女性部絵の会は、食農教育教材の手作り紙芝居「みんなで力を合わせよう」を作成した。
 今まで、JAでは貸し出し用の紙芝居がないため、オリジナルの作成に挑戦した。内容は、老夫婦と5人の兄弟が力合わせて作物を栽培するという、協同組合の理念を表したもので、子どもたちが見て楽しく分かりやすい表現となっている。グリーンセンターの食農プランナーの資格を持つ生活指導員が考案し、縦26㌢横38㌢の画用紙に色鉛筆と水彩絵の具で女性部が絵を描き、11枚の構成となっている。グリーンセンターと女性部は、これまでにもオリジナルのJA地産地消ビンゴやかるたなどを作成している。昨年開講したJA福山市のあぐりスクールでも食農教育で活用している。
 女性部員は「食農教育の場で紙芝居などの手作り教材をドンドン活用したい」と意欲を示した。紙芝居の木枠や拍子木なども作成する。今後は紙芝居のバリエーションやオリジナルの教材を増やし、貸し出しも予定している。